人口、人口密度を参考にしても実際の移住には何の役にも立たなかった
半年の間に2回の移住を経験しましたが、移住地選択にあたりいろいろな条件をもとに決めたのですが、自分の場合その中に”人口と人口密度”がありました。もともと住んでいたところは山間部の田舎町ですが、仕事や買い物などは30kmほど離れた市街地へ行っていました。その街ぐらいの人口、人口密度なら人や車の多さにそれほど違いは無いのだろうと思ったからです。
ところがこれらの数字の比較が全く役に立ちませんでした。つまり人口、人口密度のデータと実際に目にした人と車の通行量が違っていたからです。一度は現地に行ったにもかかわらず判断を誤りました。移住を考えている方はこのようなデータだけで判断しないことをお勧めします。
具体的な数字は控えますが地元のその市に比べ最初の移住地は人口比で約60%、人口密度比で約17%(人口は各市のホームページより参照、人口密度はその数字を面積で割ったものです)となっているため数字だけ見ると車もそれほど多くなく静かな街というイメージが湧くと思います。現地に行ったときは平日の午後でしたが、渋滞していることはなく交通量はそれほど多いとは感じませんでした。
しかし、実際に住んでみると交通量は多く、通勤時間帯はある程度の渋滞は日常的に発生していました。多分地元の人はあれぐらいは渋滞とは思わないかも知れません。メインの国道だけでなく枝分かれした道を通っても多いようでした。土日も朝早くから交通量が多く、「なんでこの時間にこんなに多いんだろう、どこに行くんだろう?」と感じていました。スーパーに買い物に行くにも早めに行かないと駐車スペースが無かったり、周辺の道路が渋滞するようでした。遅くとも10時までには買い物から帰ってくるようにしていました。
今住んでいるところでは近くの街まで17kmぐらいですが、時間帯を気にして買い物に行く必要はありません。最初の移住地と人口比で約2.2倍と約2倍の市が東西に隣接しており、何度か車で通りましたが車が多くて走りにくいという感じはありませんでした。
最初の移住地の交通量が多いのは恐らく国道○号線が通っているからだと思います。そのため物流のトラックなどの車両が多く、また工場が多いため人の流入数が多いからだと思います。
山間部の静かな町に住んでいた自分にはこのような環境は合いませんでした。今の町に移住して良かったと思います。夜、国道沿いを30分ぐらいランニングしていて車とすれ違うのは多くて20台ぐらいです。人や自転車とすれ違うことはありません。国道○号線の歩道をランニングをしていたときは信号待ちをすることもありましたが、今はノンストップです。
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