移住しました、しかし…
一般的に移住とは都市部→地方あるいは田舎への住み替えをイメージすると思いますが、自分の場合、地方の田舎→地方の都市部(他県)という移住をしました。
移住のきっかけは、今までひとりで住んでいた実家(所有者は兄)の老朽化と裏山の災害の危険性が高まったこと、更に60歳を超え仕事も再雇用となり収入が減ったことなどです。
賃貸に住むにもこれ以上年齢を重ねると借りることが難しいのではと判断し、このタイミングでいまより収入が期待出来る他県への移住を決心しました。
本来ならば、"移住先でやりたいこと"を優先することが移住で失敗しないための順序だと思いますが、年齢的なこともあり知らず知らずのうちに仕事を見つけることが優先になっていました。
自分にとって1番やりたいことは"移住先でもいままでのように休日は気楽にロードバイクで走りたい、そしてのんびり暮らしたい"ということだったのですが…
移住するに当たり、まず仕事探しをはじめました。年齢的に"住みたい街"を優先しても仕事が決まらず、またいろいろな事情により時間的余裕もなかったため「この求人に応募して駄目だったら諦めて地元の都市部に引っ越そう」と思っていたところ、「履歴書送って下さい」との連絡をいただき採用が決まりました。
これが良かったのか悪かったのかいまのところ決断出来ませんが、"思ってたのと違う=つらい"というのが正直な現状です。冷静に考えれば当然かもしれません。移住してやりたいことを仕事のために犠牲にしてしまったのですから…
せめて職場まで多少遠くても交通量の少ない場所に住めたら良かったのですが、そうなると物件数も少なく場合によっては物件自体が無いとうことになり、結局諦めざるを得ない状況になり、また、仕事が決まった以上何か月も物件選びに時間をかけられないため、とにかく住めればいいと妥協するしかなく現地の不動産会社に紹介された物件を契約することになりました。
住んでいる物件周辺は交通量も多く以前のように気楽にロードバイクで走る気にはなれず(恐怖感があるため)、もっぱらインドアトレーナー(専門的にはダイレクトドライブ方式)を使用しています。
移住して1ヶ月経ちましたが、残念ながら楽しいことはほとんど無くつらいことばかりです。たぶんこうなるであろう事は予測していましたが想像以上でした…
本来は移住先に残りの人生住み続けるつもりでしたが、早くも断念しました。住めば都とはいいますが田舎者の自分にはこの街は合わなそうです。
老後は生活が便利な街生活がいいような気がしていましたが、自分には合わなかいのかも知れません。ロードバイクという趣味がなければ、こうはならなかったかも知れません…。このような環境であってもロードバイクに乗る人はいるとは思いますが、自分には無理な環境です。
最近ふと思ったのは年金が受給出来る年齢が近づいているということです。なんとか年金受給まで今の暮らしを続けて65歳になったら、ふるさとに帰ってのんびり暮らそうかなと思っています。ただし以前住んでいた家には住めないので別の街に住むことになります。
それまでの間、気ままに日々の想いを投稿したいと思います。
初回の投稿はこの辺で終了します。
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